ブライダルフェア、どんな服装で行けばいいのか迷っていませんか?この記事では、ホテルウェディング、レストランウェディング、ゲストハウスウェディングなど、会場のタイプ別にふさわしい服装を、フォーマルからカジュアルまで具体的に解説します。また、妊娠中や子連れの方、パートナーの服装についてもQ&A形式で分かりやすくお答えします。

ブライダルフェアの服装、なぜ重要?

ブライダルフェアは、結婚式場を決める上で非常に重要なイベントです。会場の雰囲気やスタッフの対応、料理の味などを実際に体験できる貴重な機会です。そして、ブライダルフェアでの服装も、実は重要な役割を果たしています。適切な服装で参加することで、より有意義な時間を過ごせるでしょう。具体的には、以下の3つの理由が挙げられます。

会場の雰囲気に馴染むため

結婚式場は、それぞれ独自の雰囲気を持っています。ホテルウェディングは格式高く、レストランウェディングはアットホーム、ゲストハウスウェディングはカジュアルなど、会場によって大きく異なります。服装が会場の雰囲気に合っていれば、よりリアルな結婚式のイメージを膨らませることができ、式場選びの判断材料も増えます。例えば、高級ホテルでのブライダルフェアにカジュアルすぎる服装で参加すると、会場の雰囲気にそぐわず、落ち着かない気分になってしまうかもしれません。逆に、カジュアルなゲストハウスにフォーマルすぎる服装で行くと、堅苦しい印象を与えてしまう可能性があります。そのため、会場の雰囲気に合わせた服装を選ぶことが大切です。

スタッフへの印象を良くするため

ブライダルフェアでは、プランナーとの相談や、様々なサービスの説明を受けます。服装は、相手に与える印象を大きく左右する要素です。清潔感のあるきちんとした服装で参加することで、プランナーにも好印象を与え、より丁寧な対応を受けられる可能性が高まります。清潔感のある服装は、自分自身の気持ちも高め、自信を持ってフェアに臨むことにも繋がります。

自身の結婚式のイメージを掴むため

ブライダルフェアは、自身の結婚式のイメージを具体的にする絶好の機会です。当日の服装をある程度意識することで、式当日の自分の姿を想像しやすくなります。例えば、ドレスを試着する際に、普段着慣れないヒールを履いていくことで、当日の歩き方や姿勢をイメージすることができます。また、アクセサリーやバッグなど、小物合わせの参考にもなります。自分が結婚式の主役になった姿を想像しながらブライダルフェアに参加することで、より具体的なイメージを掴み、式場選びの精度を高めることができるでしょう。

服装によるメリット・デメリット早見表

服装 メリット デメリット
フォーマル 会場の格に合う、好印象を与えられる、結婚式の雰囲気を体感しやすい 動きにくい場合がある、堅苦しい印象を与える可能性がある
セミフォーマル 程よくきちんと感がある、様々な会場に合わせやすい フォーマルほど華やかではない
きれいめカジュアル 動きやすい、リラックスして参加できる カジュアルすぎる印象を与える可能性がある、TPOによっては不適切

シーン別 ブライダルフェアおすすめ服装

ブライダルフェアの会場の雰囲気やコンセプトに合わせた服装を選ぶことで、より一層ブライダルフェアを楽しむことができます。ここでは、ホテルウェディング、レストランウェディング、ゲストハウスウェディングの3つのシーン別に、おすすめの服装と、それぞれのスタイルに合う小物やアクセサリーなども合わせてご紹介します。

ホテルウェディングのブライダルフェア

格式高いホテルウェディングのブライダルフェアでは、上品でエレガントな服装がおすすめです。フォーマルスタイルからセミフォーマルスタイルまで、TPOに合わせた服装を選びましょう。

フォーマルスタイル

ホテルウェディングの雰囲気に相応しい、きちんとした印象を与えるフォーマルスタイル。華やかな場にふさわしい装いで、特別感を演出できます。ワンピースやスーツスタイルがおすすめです。

アイテム おすすめ
トップス ブラウス、ジャケット
ボトムス スカート、パンツ
ワンピース ドレス、ワンピース
シューズ パンプス、ヒール
バッグ クラッチバッグ、ハンドバッグ
アクセサリー パール、ネックレス、イヤリング

セミフォーマルスタイル

フォーマルスタイルほどかしこまらず、適度なきちんと感を保ちつつ、華やかさもプラスしたセミフォーマルスタイル。ワンピースやセットアップなどがおすすめです。

アイテム おすすめ
トップス ブラウス、ニット
ボトムス スカート、パンツ
ワンピース きれいめワンピース
シューズ パンプス、バレエシューズ
バッグ ハンドバッグ、ショルダーバッグ
アクセサリー ネックレス、イヤリング、ブレスレット

レストランウェディングのブライダルフェア

レストランウェディングのブライダルフェアでは、会場の雰囲気に合わせたきれいめカジュアルスタイルやワンピーススタイルがおすすめです。カジュアルすぎず、上品な印象を与える服装を心がけましょう。

きれいめカジュアルスタイル

レストランの雰囲気に馴染む、上品なカジュアルスタイル。ジャケットやブラウスを合わせたコーディネートがおすすめです。例えば、ユニクロやGUなどのファストファッションブランドでも、きれいめカジュアルなアイテムを見つけることができます。

ワンピーススタイル

一枚で華やかな印象を与えられるワンピーススタイル。レストランウェディングの雰囲気に合わせて、丈やデザインを選びましょう。

ゲストハウスウェディングのブライダルフェア

自然に囲まれたゲストハウスウェディングのブライダルフェアでは、カジュアルスタイルやナチュラルスタイルがおすすめです。リラックスした雰囲気の中で、自分らしいスタイルを楽しめます。

カジュアルスタイル

ゲストハウスの雰囲気に合わせた、リラックス感のあるカジュアルスタイル。デニムやチノパンなどを合わせたコーディネートがおすすめです。ただし、あまりにもカジュアルすぎる服装は避けましょう。

ナチュラルスタイル

自然体の美しさを引き立てるナチュラルスタイル。リネン素材のワンピースやブラウスなどがおすすめです。柔らかい色合いのアイテムを選ぶと、ゲストハウスの雰囲気に調和します。

ブライダルフェア服装のNG例

ブライダルフェアは、結婚式の雰囲気や会場の設備を体感できる貴重な機会です。せっかくの機会を最大限に活かすためにも、ふさわしい服装で参加することが大切です。服装に気を配ることで、会場のスタッフや他の参加者にも好印象を与えられます。ここでは、ブライダルフェアで避けるべき服装のNG例を詳しく解説します。

露出度の高い服装

ブライダルフェアは、お祝いの場であると同時に、式場見学という重要な目的があります。露出度の高い服装は、TPOにふさわしくなく、他の参加者やスタッフに不快感を与えてしまう可能性があります。ミニスカートやショートパンツ、胸元の大きく開いたトップスなどは避け、上品な印象の服装を選びましょう。ノースリーブのワンピースを着る場合は、ボレロやショールなどを羽織ると良いでしょう。

カジュアルすぎる服装

過度にカジュアルな服装も、ブライダルフェアにはふさわしくありません。Tシャツ、ジーンズ、スウェット、サンダルなどは避け、ある程度きちんと感のある服装を心がけましょう。清潔感のあるブラウスやシャツに、スカートやパンツを合わせるのがおすすめです。特に、ホテルウェディングのような格式高い会場では、よりフォーマルな服装が求められる場合もあります。会場の雰囲気に合わせた服装選びを心がけましょう。

白い服装

結婚式では、花嫁の特権として白いドレスが一般的です。ブライダルフェアであっても、白い服装は花嫁を連想させるため、避けるのがマナーとされています。ベージュやアイボリーなど、白に近い淡い色の服装も避けた方が無難です。もし白いブラウスを着る場合は、ジャケットやカーディガンなどで他の色を組み合わせるなど、工夫してみましょう。

派手すぎるアクセサリー

華やかなアクセサリーは、ブライダルフェアでは控えめにしましょう。大ぶりのネックレスやイヤリング、キラキラと光る装飾品などは、会場の雰囲気を損なう可能性があります。上品でシンプルなアクセサリーを選ぶことで、好印象を与えられます。結婚指輪以外の指輪は外しておくと、よりスマートな印象になります。

その他、場にふさわしくないもの

上記以外にも、以下のようなものはブライダルフェアにはふさわしくありません。

NG項目 理由
過度な香水 会場の料理の香りを楽しむため、強い香りは控えましょう。
大きな荷物 会場内を移動する際に邪魔になるため、最小限の荷物にしましょう。
汚れた靴 清潔感のある服装を心がけ、靴もきれいにしておきましょう。
派手なネイル 上品な印象を与えるため、落ち着いた色のネイルを選びましょう。

ブライダルフェアは、結婚式当日をイメージする大切な機会です。服装マナーに気を配り、素敵な一日を過ごしましょう。

ブライダルフェア、服装選びのQ&A

ブライダルフェアにふさわしい服装について、よくある質問にお答えします。疑問を解消して、自信を持ってブライダルフェアに参加しましょう。

妊娠中の場合の服装はどうすればいい?

妊娠中は、お腹の締め付けが少ない、ゆったりとした服装がおすすめです。ワンピースや、ウエストゴムのスカート、マタニティウェアなどが良いでしょう。長時間歩くことを考慮し、動きやすい服装であることも重要です。ヒールではなく、ローヒールやフラットシューズを選び、足への負担を軽減しましょう。会場の温度調節が難しい場合もあるため、脱ぎ着しやすいカーディガンやストールなどを羽織るのもおすすめです。また、体調が変わりやすい時期ですので、休憩しやすい服装を心がけましょう。

子連れの場合の服装はどうすればいい?

お子様連れの場合は、お子様とご自身の両方に動きやすい服装を選ぶことが大切です。お子様は、汚れても良い服装、体温調節しやすい服装をさせましょう。ご自身は、ワンピースやパンツスタイルなど、動きやすく、お子様のお世話がしやすい服装がおすすめです。アクセサリーは、お子様が引っ張ってしまう可能性があるため、避けた方が無難です。会場によってはキッズスペースが用意されている場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。また、お子様のお気に入りのおもちゃや絵本、お菓子などを持参すると、ぐずってしまった際に役立ちます。

パートナーの服装はどうすればいい?

パートナーの服装は、基本的にあなたの服装とバランスが取れていることが重要です。ホテルウェディングのブライダルフェアに参加する場合などは、男性はジャケット着用が好ましいでしょう。レストランウェディングやゲストハウスウェディングの場合は、カジュアルなジャケットスタイルでも問題ありません。ただし、Tシャツやジーンズ、サンダルなど、カジュアルすぎる服装は避けましょう。清潔感のある服装を心がけることが大切です。下記の表を参考に、会場の雰囲気に合わせた服装を選ぶと良いでしょう。

会場 男性の服装 女性の服装
ホテルウェディング ジャケット、スラックス、シャツ。ネクタイがあるとよりフォーマルな印象に。 ワンピース、スーツ、綺麗めのセットアップ
レストランウェディング ジャケット、チノパン、シャツ。ノーネクタイでも可。 ワンピース、ブラウスとスカートの組み合わせ
ゲストハウスウェディング ジャケット、チノパン、シャツ。カーディガンなども可。 ワンピース、カジュアルなセットアップ

迷った場合は、少しフォーマルな服装を選ぶことをおすすめします。会場の雰囲気に合っていない服装で浮いてしまうことを避けるためです。また、事前に会場のドレスコードを確認しておくと安心です。

まとめ

ブライダルフェアは、結婚式のイメージを具体的に掴む大切な機会です。服装は、式場やスタイルによって適切なものが異なります。ホテルウェディングではフォーマルまたはセミフォーマル、レストランウェディングではきれいめカジュアルやワンピーススタイル、ゲストハウスウェディングではカジュアルやナチュラルスタイルがおすすめです。一方で、露出度の高い服、カジュアルすぎる服、白い服、派手なアクセサリーは避けるべきです。妊娠中や子連れの場合は動きやすい服装を、パートナーもTPOに合わせた服装を心がけましょう。適切な服装でブライダルフェアに参加し、夢の結婚式を実現するための第一歩を踏み出しましょう。